レニノゴルスク (Gorod Leninogorsk)
タタールスタンの首都カザンからは南東へ322km. 人口は2002年国勢調査で65,592人(1989年ソ連国勢調査では62,093人).
レニノゴルスクの場所は、1940年代まではノヴァヤ・ピスミャンカ(Новая Письмянка、タタール語で「ピスモ」という村の近くにできた新たな村)という村であり、19世紀ころからの農村であった. 1948年に近隣で油田(ロマシキノ油田、ヴォルガ・ウラル地域でも最大の油田)が発見され、石油採掘の労働者集落が建設され始めた. ノヴァヤ・ピスミャンカ労働者集落とノヴァヤ・ピスミャンカ村は共に成長し、1955年には市の地位を得て地区の中心都市になった. 新たに市名となったレニノゴルスクはこの地の歴史には関係なく、十月革命の指導者ウラジーミル・レーニンにちなんだものである(ロシア語で「レーニンの山の町」).